# MiniForm **コントロール機能**:MiniFormは軽量なフォームコントロールであり、複数のフィールド入力項目を動的に表示・切り替えできます。ユーザーはドロップダウンセレクタから異なるフィールドを選択でき、選択に応じて対応する入力コンポーネントが動的にレンダリングされます。また、リアルタイムでの入力イベントの監視やデータの統合もサポートしています。 **タイプ**:通常コントロール **親クラスコントロール**:`bricks.HBox` ## 初期化パラメータ | パラメータ名 | 型 | 説明 | |------------|----|------| | `defaultname` | String | 既定で選択されるフィールド名。未設定の場合、`fields` 配列の最初のフィールドの `name` が使用されます。 | | `label_width` | String | (オプション)ラベル列の幅。例:`'80px'`。内部実装でこのパラメータを使用するかどうかにより動作が異なります。 | | `input_width` | String | (オプション)入力欄領域の幅。例:`'150px'`。こちらも子コントロールの実際の使用状況によって決まります。 | | `params` | Object | (オプション)追加のデフォルトパラメータ。`getValue()` を呼び出す際に出力値にマージされます。 | | `fields` | Array\\ | フィールド定義の配列。各オブジェクトは選択可能なフィールドを表し、以下のサブプロパティを持ちます:
- `name`: フィールドの一意識別子(String)
- `label`: 表示名(String)
- `icon`: (オプション)アイコンのクラス名またはパス
- `uitype`: 入力コントロールの種類(例:`"text"`、`"code"`、`"select"`など)
- `uiparams`: 当該フィールドに対応する入力コントロールに渡す追加設定パラメータ | > 例: > ```js > { > defaultname: "username", > label_width: "100px", > input_width: "200px", > params: { appId: "123" }, > fields: [ > { > name: "username", > label: "ユーザー名", > uitype: "text", > uiparams: { placeholder: "ユーザー名を入力してください" } > }, > { > name: "password", > label: "パスワード", > uitype: "password", > uiparams: { placeholder: "パスワードを入力してください" } > } > ] > } > ``` ## 主要イベント | イベント名 | 発生条件 | 持続データ | |----------|---------|----------| | `input` | 現在アクティブな入力コントロールで入力内容が変更されたときに発生 | `params` のデータと、現在の入力コントロールの値(`getValue()` で取得)を含むオブジェクトを返します。 | > 使用例: > ```js > miniFormInstance.bind('input', function(data) { > console.log('現在のフォーム値:', data); > }); > ```