# ChartBar **コントロール機能**:棒グラフ(Bar Chart)を表示するためのもので、ECharts を拡張して実装されています。指定されたデータソースからデータを取得し、複数系列の棒グラフを動的に描画できます。 **タイプ**:通常コントロール **親クラスコントロール**:`bricks.EchartsExt` ## 初期化パラメータ | パラメータ名 | 型 | 説明 | |---------------|-------|----| | `data_url` | 文字列 | 任意。チャートデータを非同期で読み込むためのリクエストURL。 | | `data_params` | オブジェクト | データリクエスト時に送信する追加パラメータ。`data_url`と併用します。 | | `method` | 文字列 | データリクエストの方法。例:`'GET'`または`'POST'`。デフォルトは`'GET'`。 | | `data` | 配列 | 任意。直接ローカルのデータ配列を渡す場合に使用。オブジェクトの配列形式で、各オブジェクトが1レコードを表します。 | | `nameField` | 文字列 | X軸のカテゴリ名(例:分類、時間など)として使用するフィールドを指定します。 | | `valueFields` | 配列 | 文字列の配列。Y軸の数値として使用する1つ以上のフィールドを指定し、複数のデータシリーズ(series)を生成します。 | > データ構造の例: > ```json > [ > { "category": "A", "value1": 10, "value2": 20 }, > { "category": "B", "value1": 15, "value2": 25 } > ] > ``` > `nameField = "category"`、`valueFields = ["value1", "value2"]`の場合、2つの棒グラフシリーズが生成されます。 ## 主なイベント | イベント名 | 発生タイミング | コールバックパラメータの説明 | |------------------|------------|------------------------| | `chart:loaded` | チャートデータの読み込みが完了し、正しく描画された後に発生 | `event.detail`には、元のデータと最終的に生成されたEChartsの設定オプション(options)が含まれます。 | | `chart:error` | データの読み込み失敗または解析エラーが発生した際に発生 | `event.detail`には、`message`、`url`、`status`などのエラー情報が含まれます。 | > 注:イベントはカスタムイベント機構を通じて発行されます。`addEventListener('chart:loaded', handler)`のようにしてイベントを監視できます。