# Tabular **コントロール機能**:データを表形式で表示するためのコントロールです。行選択、チェックボックスの状態変化イベント、動的コンテンツ展開などの機能をサポートしており、データリストの表示およびインタラクションに適しています。 **タイプ**:通常コントロール(コンテナ型データ表示コントロール) **親クラスコントロール**:`bricks.DataViewer` ## 初期化パラメータ - `opts` {Object}:初期化オプションオブジェクト。`DataViewer`のパラメータを継承し、以下の固有プロパティを追加拡張します: - `row_options` {Object}:各行データのレンダリング設定を定義。フィールド(`fields`)、高さ(`cheight`)などを含みます。 - `content_view` {Object|undefined}:(任意)行クリック時に展開される詳細コンテンツビューの定義(JSON構造)。指定されている場合、折りたたみパネル機能が有効になります。 - `editexclouded` {Array}:(任意)編集モードで表示しないフィールド名の配列。 - `data_params` {Object}:非表示フィールド生成用のデータパラメータ。フォーム送信などの場面で使用されます。 ## 主なイベント - `row_selected` **発火タイミング**:行がクリックされ選択されたときに発火します。 **渡されるパラメータ**:現在選択された行に対応するデータレコード(`record` オブジェクト)。 **例**:詳細パネルの更新や外部コントロールの状態変更に利用できます。 - `row_check_changed` **発火タイミング**:行のチェックボックスの状態が変化したときに発火します。 **渡されるパラメータ**:該当行に対応するユーザー定義データ(`user_data`)。 **注意**:`DataRow` の `check_changed` イベントをバインドすることで発生します。主に複数選択操作の処理に使用されます。 - カスタムイベント転送(`record_event_handle` 経由) 子コンポーネント(ツールバーのボタンなど)のイベントを親レベルへバブリング可能。例えば: - `click`、`dblclick` などのDOMイベントをカプセル化したカスタムイベント。 - 元のレコードデータを付随させることで、ビジネスロジックでの対応が容易になります。