# MdWidget **コンポーネント機能**:Markdownコンテンツをレンダリングするためのコンポーネント。文字列またはリモートURLからMarkdownテキストを読み込み、「marked.js」を使用してHTMLに変換します。リンククリックにより新しいMarkdownコンテンツを読み込むことも可能です。 **タイプ**:通常コンポーネント **親クラス**:`bricks.JsWidget` ## 初期化パラメータ | パラメータ名 | 型 | 説明 | |------------|--------|------| | `mdtext` | string | (任意)直接渡されるMarkdownテキスト内容。`md_url`より優先されます。 | | `md_url` | string | (任意)リモートにあるMarkdownファイルのURLアドレス。非同期でコンテンツを読み込むために使用します。 | | `method` | string | リクエスト方法。デフォルトは`"GET"`。ネットワーク経由でのコンテンツ取得に適用されます。 | | `params` | object | リクエストパラメータオブジェクト。GETリクエストの場合はURLに追加されます。現時点では`tget`でのみ使用されています。 | > ⚠️ 注意:`mdtext`が指定された場合、`md_url`は無視され、ローカルで直接レンダリングされます。 ## 主なイベント - `loaded` 発火タイミング:Markdownコンテンツの読み込みおよび解析が正常に完了した後。 渡されるパラメータ:`{ url: string }` — 現在読み込まれたURL(`_build(url)`で読み込んだ場合のみ有効)。 使用例: ```js mdwidget.bind('loaded', function(event) { console.log('Loaded markdown from:', event.params.url); }); ``` --- # MarkdownViewer **コンポーネント機能**:強化型のMarkdownビューアーコンテナ。ナビゲーション戻る機能を内蔵しており、閲覧履歴スタックを記録可能。リンクによるページ遷移と前のページに戻ることがサポートされています。ドキュメント表示などに一般的に使用されます。 **タイプ**:コンテナコンポーネント **親クラス**:`bricks.VBox` ## 初期化パラメータ | パラメータ名 | 型 | 説明 | |-----------------|---------|------| | `md_url` | string | (任意)初期読み込みするMarkdownファイルのURL。 | | `mdtext` | string | (任意)直接渡されるMarkdown文字列コンテンツ。 | | `method` | string | HTTPリクエストメソッド。デフォルトは`"GET"`。 | | `params` | object | リクエストパラメータオブジェクト。`tget`メソッドに渡されます。 | | `navigator` | boolean | 「戻る」ボタンを表示するかどうか。デフォルトは`true`。有効にすると閲覧履歴からの戻り操作が可能になります。 | | `recommentable` | boolean | (未実装)予約済みフィールド。将来のコメントやおすすめ機能に使用される可能性があります。 | > 📌 ヒント:内部では`MdWidget`を使用して実際のレンダリングを行い、それを子コンポーネントとして追加しています。 ## 主なイベント - `loaded` 内部の`MdWidget`から転送される`loaded`イベント。新しいページの読み込みが完了したことを示します。 渡されるパラメータ:`{ url: string }` — 現在読み込まれたMarkdownページのURL。 - `scroll` コンテナのスクロールイベントにバインドされます。ページのスクロール動作を監視するために使用できます(現在はデバッグログの出力のみ)。 発火条件:ユーザーがビューをスクロールしたとき。 出力ログ例: ``` scrollY= 200 ``` > 💡 注:`bind('scroll', ...)` を使用してこのイベントを監視し、カスタム処理を行うことができます。