# ChartLine **コントロール機能**:折れ線グラフを表示するためのコントロール。ECharts を拡張して実装されており、データソース、フィールドマッピング、グラフオプションの設定に基づいて、複数の折れ線を動的に生成するデータ可視化をサポートしています。 **タイプ**:通常コントロール **親コントロール**:`bricks.EchartsExt` ## 初期化パラメータ | パラメータ名 | 型 | 説明 | |----------------|-------|----| | `data_url` | 文字列 | (任意)グラフデータを取得するAPIのURL。指定した場合、自動的にデータをリクエストします。 | | `data_params` | オブジェクト | (任意)リクエスト時に送信するパラメータ。`data_url`と併用します。 | | `method` | 文字列 | (任意)データ取得時に使用するHTTPメソッド。デフォルトは 'GET'。 | | `data` | 配列 | (任意)直接渡す静的データ配列。オブジェクトの配列形式。例:`[{ name: 'A', value1: 10, value2: 20 }]` | | `line_options` | オブジェクト | (任意)追加のEChartsシリーズ設定項目。ラインスタイルやアニメーションなどのカスタマイズに使用します。 | | `nameField` | 文字列 | X軸に表示するデータ内のフィールド名を指定します(例:時間やカテゴリーフィールド)。 | | `valueFields` | 配列 | 1つ以上の数値フィールドを指定します。各フィールドに対して1本の折れ線が生成されます。例:`['sales', 'profit']` | > 注:`data` と `data_url` のいずれか一方を指定できます。両方が存在する場合は、`data_url` を優先してデータを取得します。 ## 主なイベント - **`load`** 発火タイミング:コントロールの初期化後、データの読み込み・レンダリングが成功した後に発火します。 コールバックパラメータ:`{ chart: EChartsインスタンス, data: 現在レンダリングされたデータ }` 使用用途:チャート描画後にカスタム処理を実行するために使用できます(例:マークポイントの追加、外部とのインタラクション連携など)。 - **`click`** 発火タイミング:ユーザーがチャート内の特定の点をクリックしたときに発火します。 コールバックパラメータ:EChartsのネイティブclickイベントオブジェクト。`seriesName`、`name`、`value`、`data` などの情報を含みます。 使用用途:データポイントの詳細表示や、他のコンポーネントとの連動操作などを実装する際に使用します。 - **`datafetch`** 発火タイミング:`data_url` からデータを正常に取得した後、レンダリングする前に発火します。 コールバックパラメータ:`{ data: サーバーから返された生データ }` 使用用途:データの加工処理前にデータを捕捉・変更する際に使用します。