# ASRClient **機能**:音声認識クライアントの機能を実現し、WebSocket を通じてサーバーと通信を行い、リアルタイムで音声データを送信し、認識結果を受信します。録音の開始/停止を行うインタラクティブなボタンを提供し、対応するイベントを発生させます。 **タイプ**:通常コントロール **親クラス**:`bricks.VBox` ## 初期化パラメータ - `start_icon` (String, オプション) 録音開始時のアイコンパス。デフォルトは `imgs/start_recording.svg`。 - `stop_icon` (String, オプション) 録音停止時のアイコンパス。デフォルトは `imgs/stop_recording.svg`。 - `ws_url` (String, 必須) WebSocket サービスのアドレス。音声認識バックエンドとの接続に使用されます。 - `icon_options` (Object, オプション) アイコンコントロールの設定オプション。`bricks.Svg` インスタンスに渡され、アイコンの表示スタイルをカスタマイズできます。 - `ws_params` (Object, オプション) WebSocket サーバーに送信する追加パラメータ。音声データ送信時に併せて使用されます。 ## 主なイベント - `start` **発生タイミング**:ユーザーがアイコンをクリックして録音を開始したとき。 **パラメータ**:なし - `stop` **発生タイミング**:ユーザーがアイコンをクリックして録音を停止したとき。 **パラメータ**:なし - `transtext` **発生タイミング**:サーバーから音声認識結果を受信したとき。 **パラメータ**: ```json { "content": "認識されたテキスト内容", "speaker": "話者識別(サポートされている場合)", "start": "当該音声の開始タイムスタンプ", "end": "当該音声の終了タイムスタンプ" } ``` **説明**:このイベントは、`response_data` メソッドがサーバーからのメッセージを解析した後に送出され、上位のコンポーネントが認識結果を処理できるようにします。